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子どもの歯並び

歯並びや噛み合わせが悪いと、見た目だけでなく、いろいろな障害を起こします。
当院では、歯を抜かずにあごを拡げて歯を並べる床矯正(しょうきょうせい)を主におこなっております。

特徴

・早期治療ならば10万円台から治療可能
・ 永久歯を抜かない(非抜歯矯正)
・ 装置は取り外し可能です(食事、運動などの際は取り外す)

抜歯(歯を抜く)矯正は歯が並ばないのなら1~4本の歯を抜くのですが、そうではなく、歯が並ばないのなら顎を拡げて並ぶようにしようという考え方なのです。

矯正は前歯の交換期から!(床矯正)

前歯の乳歯から永久歯に生え変わる時期。乳歯にくらべて永久歯は大きいのです。この時期に永久歯が並ぶスペース(すき間)が不足すると、歯並びが悪くなります。床矯正はその不足したスペースを広げてそこに永久歯を誘導しようという考え方なので、ひずみが生じにくい治療です。

また、無理して引っ張るのではないため、後戻りが起きにくい治療です。

右の写真が治療で使用する床矯正装置です。

自分で取り外しが可能なので、食事中はもちろん、スポーツ時は外してもらいます。

できるだけ長い時間の装着が望ましいのですが、からかわれるなどの心配がある場合、学校にいる間は外していてもかまいません。

こんなのもありますよ(T4K)

t4k

オーストラリア発の筋機能矯正装置、通称T4Kです。

既製の装置を使うので、費用が低く抑えられるというメリットがあります。ただし、装置を使うだけで歯並びが良くなるわけではありません。

いろんな努力が必要なのです。床矯正以上もそうですが、舌の動きや飲み込みの時の正しい筋肉の動き、身体のバランスなども良い歯並びをつくるのには重要です。そういった指導もしていきます。

床矯正では上下の顎を別々に動かすのでまれに噛み合わせがアンバランスになり、治療が複雑になることも。T4Kでは上下同時に動かしていくので、不調和が起きにくいというメリットがあります。

うけ口でも大丈夫!

反対咬合(うけ口)の場合にはムーシールドという、筋機能を改善する装置を使用する場合もあります。

年齢や歯の状態にもよりますが、早期の場合これだけで改善されます。

 

小児の反対咬合には以下のような特徴があります。

・ 上唇の力が強く上顎の成長が悪い
・ 下唇の力が弱い
・ 舌が下の方にあるため唾を飲み込むたびに下顎を前に押す

つまり口の周りの筋肉が正しく機能しないと不正咬合になるのです。

筋機能のアンバランスが、不正咬合をつくっているのですから、そのバランスを取り戻す器具として、機能的顎矯正装置ムーシールドを使用します。 就寝中使用します。

症例によってはよりソフトなパナシールド、より歯の移動に特化したプレオルソなど、別の装置も使用します。
preortho

小児の不正咬合の場合、「もう少し様子をみましょう」と適切な時期を逃してしまうことで、結果的に治療にかかる費用も時間も大きくなってしまうことがあります。気になるところがあったら気軽にご相談ください。最初の相談は無料です